花蓮はサキザヤ族(Sakiraya)の居住地で、元々「真の人」という意味です。他民族が初めてこの地にやって来た際、族名を地名だと勘違いし、kiray「奇萊」と呼びました。このため、現在の新城郷、花蓮市、吉安郷一帯にあたるこの居住地は「奇萊平原」と呼ばれました。
県花の由来:(一)花蓮を逆さに読むと同じ音になり、覚えやすいことから。(二)「泥より出でて泥に染まらず」と言われるハスの花の清らかさと、花蓮は台湾の最後の浄土であるという意味を重ね合わせ、同工異曲であるとの考えから。(三)呉水雲県長在任中の1980年に選定。蓮花の基本データ:ハスは多年草の植物で、茎...
学名:別名 :神聖の樹、 思維樹、畢缽羅、インドボダイジュ、覚樹、道樹、道場樹、仏樹。英名:科別: クワ科、イチジク属 特長:インドボダイジュの種名religiosaには、「神聖な」「宗教的な」という意味が含まれており、仏教の開祖である釈迦牟尼がインドボダイジュの下で悟りを開いて仏となっ...
和名:ヒゴロモ中国名:朱鸝 学名:Oriolus traillii英名:Maroon Oriole台湾俗名:紅鶯 形態: 体長約25センチメートル。オスは頭部から首まで、胸上部の中央と翼は黒色で、背から尾までと胸の側面、腹以下の体下面は全て鮮やかな緋色。メスはオスとほぼ同じで、胸...
「花蓮は太陽のふるさと」をコンセプトにデザインされました。太陽が海から昇る様子を描き、太平洋を照らす希望の光を象徴しています。光を表す1つ1つの点にはそれぞれ異なる原住民文化を代表する色が採用されており、アミ族・タロコ族・ブヌン族・カバラン族・サキザヤ族・セデック族、そして漢民族といった各民族が融合...
多囉滿は「きらきら光る場所」という意味のスペイン語で、場所は七星潭以北から立霧渓以南、現在の新城郷一帯を指し、史料に記載のある最も古い花蓮の旧称です。
「崇爻」はアミ族語で猿の意味で、平地に暮らすアミ族が、中央山脈に住む動きの速いタイヤル族を見て、彼らを「崇爻」と呼びました。その後タイヤル族のいる山間部をまとめて崇爻山とし、徐々に東部の山間を表す言葉となりました。
清朝統治時代、鎖山政策が採られたため、花蓮へ入る漢人は極少数でした。十八世紀末、清朝嘉慶年間に西部開発が飽和に近づいて初めて、葛瑪蘭地区から花蓮渓口一帯に移民の第一団が入りました。漢人移民は花蓮渓の水が勢いよく海に流れ出て、外海の黒潮と交錯し、突き出た海岸地形にぶつかって川の水と海の波が激しく動く様...