花蓮観光ウェブサイト花蓮観光ウェブサイト

アクセス●公共交通機関花蓮客運（海ライン・台11線経由）-1127・1140・1145系統‐「新社」で下車。所在地：花蓮県豊濱郷42号

磯崎海濱レジャーエリアは、花蓮県豊濱郷の磯崎湾に位置し、花蓮市から約40キロメートルの山々に囲まれた場所にあります。レジャーエリアの南端には、高さ約100メートルの大石鼻山がたたずんでおり、大石鼻山歩道というほぼ枕木と石の階段で造られた、全長約910メートルの遊歩道も整備されています。遊歩道に沿って進むと、カラスザンショウ、タカサゴユリ、ゲッキツなど、地元住民が栽培した植物が数多く見られます。豊かな生態系と海の眺望が楽しめる上に、階段の勾配も比較的緩やか。所要時間は約1時間程度で、大人から子どもまでご家族全員で訪れるのに最適です。磯崎ビーチは全長約3キロメートルにわたってきめ細かい砂浜が続き、東海岸では珍しい砂岸地形が見られます。冬の満潮期には、海底から巻き上げられる砂や石で砂浜が黒く見えるのに対し、夏の干潮期になると金色のビーチに変わり、水上アクティビティやレジャーにも適した場所になります。現在は海水浴場やキャンプ場などの憩い施設を備えた海辺のレジャーエリアとして整備され、水遊びにぴったりのお出かけ先となっています。

台11線31.5キロメートル地点に位置する芭崎展望台は、海岸公路沿いでは珍しい見晴らしの良い高台。公路はここでヘアピンカーブを描いており、一方には鬱蒼とした山々、もう一方にはコバルトブルーの海の風景が広がり、圧巻の美しい風景が楽しめます。芭崎展望台には休憩スペースが整備されています。休憩スペースの展望台から南を望むと、開放的なビューが広がり、磯崎湾、亀吼岬、新社波食崖など、くっきりとした独特な海岸の風景が見渡せます。展望台の下には、全長約100メートルの木造遊歩道があります。遊歩道の終点は木陰に覆われた涼しい芝生で、山林に響く心地よい蝉や鳥の鳴き声に耳を傾けながら、休憩や涼を取るのに最適です。海岸公路に沿ってさらに約60メートル先まで進むと、「石門班哨角」と呼ばれる小さなレジャーエリアがあります。昔海防部隊の班監視哨があったことが名前の由来で、再整備を経て、景色が美しく駐車が便利なちょっとしたスポットになっています。特に小さな広場に設置されたダブルハートのオブジェは、観光客がよく写真撮影をしている人気の投稿スポットです。

台湾では近年、透明の強化ガラスを使った「天空歩道」と呼ばれる遊歩道がブームになっています。磯崎付近にある豊濱海上古道も、同じ方法で整備された遊歩道ですが、海岸の崖に造られた遊歩道としては台湾で初めてです。施設開放の関連情報は、豊濱郷役所サイトでご確認ください。http://www.feng-bin.gov.tw/bin/home.php遊歩道の起点は台11線の新豊トンネルのそば、トンネル開通前の旧台11線沿いにあります。この場所は、「親不知子断崖」という有名ながらも少し寂しげな名前で呼ばれています。岩肌の道はかつて原住民が断崖を抜けるために使っていた古道で、廃止された新機トンネルと平行しています。古道は1971年頃から使われなくなりましたが、近年豊濱郷役所の努力により、新しく天空歩道として整備されました。付近には大型駐車場と緑地公園も整備され、人気のレクリエーションスポットになっています。小燈塔天空歩道の入口にはレンガ造りの小さな灯台があります。遊歩道は2つの区間に分かれており、最初の区間は本来の古道を拡幅したもので、セメントで舗装されています。崖から垂直に張り出しもう一方の区間は、鉄筋と強化ガラスで造られています。遊歩道は全長約150メートルで、海面からの高さは約40メートル。全体のうちの20メートルが、強化ガラスを使った遊歩道になっています。アクセス●自家用車台 11 線に沿って南へ→新豊トンネルを出る→トンネル（台 11 線41k）横の小道

台湾には計3つの北回帰線標塔があり、それぞれ嘉義水上郷、花蓮舞鶴台地、豊濱郷に設置されています。豊濱郷の台11線70.5キロメートル地点に位置するこの北回帰線標塔は、真っ白なランドマークと、それを取り囲む海岸山脈と太平洋の絶景が相まって、多くの行楽客が写真撮影や休憩に訪れています。北回帰線は北緯23.5度を指し、熱帯と亜熱帯の境界に当たります。台湾では北回帰線の南北で栽培されている作物に顕著な違いがあり、北回帰線より南では熱帯作物のパイナップルと釈迦頭（バンレイシ）、それより北では亜熱帯作物の茶葉と水稲が中心に栽培されています。北回帰線標塔の中央には切れ目があり、夏至の正午になると日光が切れ目にぴったり差し込み、そのそばでは影が消えるという不思議な現象が体験できます。記念撮影ももちろんですが、ぜひ解説ボードを通して春夏秋冬の四季の神秘に触れてみてください。北回帰線は地球を1周する北緯23.5度の緯線で、熱帯と亜熱帯の境目に当たります。台湾では、北回帰線より南では熱帯作物のパイナップルと釈迦頭（バンレイシ）、それより北では亜熱帯作物の茶葉と水稲が中心に栽培されているという顕著な違いが見られます。緯度は節気と密接に関わっています。夏至の正午になると、日光が北回帰線標塔の切れ目にぴったり差し込み、そのそばでは太陽の下にいながらも、影が消えてなくなるという不思議な現象を体験することができます。台湾には現在合計で3つの北回帰線標塔がありますが、そのうちの2つが花蓮にあり、それぞれ舞鶴と花蓮台11線70.5キロメートル地点の静浦に設置されています。まっすぐに立つ純白な洗練された記念標塔の周辺は、写真撮影を楽しむ観光客でいつも賑わっています。アクセス●公共交通機関花蓮客運（海ライン・台11線経由）‐1127・1140・1145系統‐「静浦」で下車後、徒歩500メートル。●自家用車所在地：花蓮県豊濱郷台11線70.5 キロメートル地点。

奚卜蘭ビジターセンターの別名は「新太平洋1号店」。カフェとビジターセンターを兼ねた場所で、夢が始まる基地でもあります。ここを運営するのは、長期にわたって東海岸に根ざした活動を行っている、現地の文化と生活をこよなく愛する青年たち。観光客と住民の間の架け橋として、各種斬新な面白い企画を通して、花東を訪れた方々に地元の文化を紹介しています。同時に、地元の事業パートナーとも連携して、地方発展の機会を模索しており、僻地に最適な生き残り策を見つけ出すことで、共に栄える未来の創造に取り組んでいます。

秀姑巒渓の河口両岸にかかる優雅なアーチ型の長虹橋は、山と海が交わるところに立つ美しい虹のようで、東海岸の有名な写真スポットになっています。ここはラフティングコースの終点でもあり、満足感と心地よい疲れでいっぱいのラフティング客を乗せたボートが、次々とここで上陸します。遊歩道に沿って川の畔を散策していると、川床で餌を探す軽やかな水鳥の姿や、行き交う自転車、両側の植物が季節ごとに見せる違う表情を目にすることができます。歩き疲れたら、ぜひ近くの「新太平洋1号店」で少し休憩を取り、アフタヌーンティーを楽しみながら、のんびりとした時間を過ごしてみてください。全長約104キロメートルの秀姑巒渓は、台湾東部最大の河川で、海岸山脈を貫く唯一の川でもあります。その秀姑巒渓の河口に位置し、南北両端の港口村と静浦村を結ぶ「長虹橋」は、新旧2つの橋があります。1969年築の古い長虹橋は、交通量が年々増加し、使用に耐えなくなったことから、2006年に「新長虹橋」が建設されました。色鮮やかな真っ赤な橋と、緑の山々と川のコントラストが大変目を引く長虹橋は、遠近によって違う表情を見せてくれます。新長虹橋は走行車線と追越車線が整備されているほか、自転車道と歩道も設置されており、秀姑巒渓の河口の眺望を橋の上から安心して楽しむことができます。旧長虹橋は現在車両通行止めで、歩行者専用の道路として整備されています。南北両側には休憩用の東屋もあり、散歩をしながら、立派な美しい新長虹橋の眺めを楽しむことができます。旧長虹橋の白い外観は、緑の生い茂る山々とのコントラストの中で、とりわけすがすがしく感じられ、格別な趣があります。橋の上に立って開放感のある風景を眺めていると、心も晴れやかになります。アクセス●公共交通機関花蓮客運（海ライン・台11線経由）‐1127・1140・1145系統‐「長虹橋」で下車。●自家用車所在地：花蓮県豊濱郷台11線68キロメートル地点。