鯉魚潭と七星潭を結ぶことから名付けられた両潭自転車道には、太平洋に隣接した区間があります。ほとんどの方は南濱公園から出発し、途中で北濱公園、曙光橋、花蓮港鳥踏石公園を経由して、花蓮港景観橋まで向かうルートを利用しますが、地元民の間ではこの区間を「濱海自転車道」と呼んでいます。自転車道沿いには、公衆トイレ、公園、駐車場が整備されているほか、レンタサイクル店もありますので、他県から訪れる方は、一般の自転車か電動アシスト自転車をレンタルして、太平洋に沿ってサイクリングを楽しむといいでしょう。もちろん、徒歩で散歩するのもおすすめで、広大な海の風景を眺めていると、心も晴れやかになります。両潭自転車道は特別に整備された独立したサイクリングロードで、バイクや自動車と並走する心配はありません。途中には昔の線路を利用した区間もあり、全体が緑にあふれる安全性の高い自転車道となっています。途中で立ち止まりながら、海を眺めたり、潮風に吹かれたりすると、格別に心地良く感じられます。サイクリング以外にも、北濱公園にはビーチバレーコートやエクストリームスポーツ場も整備されており、友人同士で訪れるのに最適。また、親子で水遊びできる場所もあり、地元住民に人気の散歩スポットとなっています。