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地耕味-玩味蕃楽園は花蓮県新城郷にある、「地耕味グループ」がつくり出したレトロな観光工場です。先の世代の事業に対する創業の精神と磨き抜かれた技を次の世代に引き継ぐことを主な目的とし、花蓮県にある13の郷鎮の大地の恵み・果実・海の幸・牧の恵みをテーマにしたfun（蕃）なテーマパークとなっています。さらに地元の文化の真髄を集め、花蓮の名産にまつわる面白い物語をまとめ上げ、ここを訪れる旅行者の皆様に、文化の解説と体験を通じてもっとこの素朴で情熱溢れる美しい街花蓮に親しみを感じてほしいと願っています。玩味蕃楽園の1階はお土産コーナーとなっており、商品の種類が豊富なので、花蓮の山の幸も海の幸も一度に楽しむことができます。2階の物語館はメインの参観エリアとなっており、昔懐かしの名曲に耳を傾けながら、タイムトラベルの幕が開きます。参観の順路を辿っていくと、街頭や古い自転車やポスターなどノスタルジックな雰囲気溢れるセットが配置されており、台湾が急速な経済発展を遂げたあの時代を目の当たりにしているかのような気分になります。当時の独特な賑わいと風情、昔の列車の駅や中山路の繁栄などがそっくりそのまま再現されているので、ぜひ全ての風景を写真に収めて記念に残してください！後半では花蓮の各地域の産業をテーマにした独特な風景がつくり出されています。園内には他に「子どもおもしろDIY」という手作り体験イベントや、大人と子供が一緒に楽しめる夏間氏の手作りおもちゃなどもあって、1周すると、ちょうど花蓮の発展の歩みを全て一緒に経験したかのような体験ができます。先人の苦労を大切にしながら、現在のこの土地をより豊かなものにしていきましょう。

林田山林業文化園区に足を踏み入れると、かつて林場だった頃の雰囲気が今も感じられます。園内には無骨な線路と機具が残るほか、山沿いに建てられた木造建築も非常に良い状態で残っており、ノスタルジックな和の情緒が、林田山林場の優美な一面を見せています。園内の中心にある中山堂は、当時の林場従業員の心のよりどころだった場所で、内部には今も日本製の映写機が2台展示されています。当時の中山堂では、毎週2、3回映画が上映されていました。これは林場の一大事で、掲示板に上映の知らせが書かれたピンク色の紙が張り出されると、多くの人が押し寄せ、中山堂は身動きできないほどの混雑ぶりを見せたものです。 政府と歴史文化関係者の共同の努力により、林田山には大変豊かな文化資源が保存されています。古めかしい木造建築、線路、大型機具が残るほか、林業文物展示館も設置され、当時の歴史の証を垣間見ることができます。アクセス●公共交通機関台湾好行（縦谷花蓮ライン）-303系統（ノンステップバス）-「林田山林業文化園区」で下車。●自家用車所在地：花蓮県鳳林鎮森栄里林森路20号（台9線約244k地点西側の「満妹猪脚」より進入）。

花蓮鉄道文化館の前身は、かつて花東地区の鉄道・道路管理を取り仕切っていた「花蓮港出張所」で、東部鉄道の敷設工事と運営の事務や指揮監督を担当していました。その後廃止となりましたが、行政機関と民間の働きかけによって花蓮県歴史建築の一つとして登録され、2003年に修復工事を経て、鉄道文化園区一館として整備されました。園内に植えられた老木は、長い歳月を経ても同じ場所にたたずみ、この貴重な鉄道遺跡を見守り続けています。館内には、昔の処長室と資料室を利用した各種展示スペースがあるほか、ユニークな試着体験も提供しています。一方の文化園区二館は、旧工務段・警務段を改築したもので、昔の事務室、拘留室、鍛冶工房が残っており、ノスタルジックな雰囲気が漂います。また、花東地区の発展が、こうした歴史的建築や旧東部鉄道のLDT103型蒸気機関車に支えられてきたことを知ってもらおうと、イメージ的な仕掛けとして、定期的に作動する汽笛装置と噴煙装置を蒸気機関車に装着することで、当時の様子を再現しています。

現在花蓮中部のレジャー観光発展の拠点になっている花蓮観光製糖工場（花蓮観光糖廠）。構内には、日本統治時代築の和風の平屋宿舎が何列にもわたって整然と残っています。建築当時から現在まで100年以上経つこれらの宿舎は、伝統的な建築様式と上品な設計が美しく、台湾に現存する最大規模の和風木造建築群となっています。もちろん、製糖工場に来たからには、日常生活でよく見られる白砂糖の製造方法や、グラニュー糖、氷砂糖、赤糖、黒糖などの違いについても、ぜひ知っておきたいものです。現在の花蓮製糖工場では、サトウキビを使った大規模な砂糖生産はもう行っていません。2002年より観光製糖工場に業態転換してからは、観光・レジャー、教育・文化・体験など各種機能を備えたスポットとして発展を遂げています。今後は「糖業文化創意レジャー園区」を目指して発展する予定で、歴史の記憶をとどめながらも、花蓮の観光推進における重要拠点となることが期待されます。アクセス●公共交通機関1.台鉄の東部幹線列車に乗車し、花蓮光復駅で下車後、徒歩約10分で到着。園内の宿泊施設と光復駅を結ぶ無料のシャトルバスが運行されています。ご利用の方は事前に電話でご連絡ください（03-8705881）。2.台湾好行（縦谷花蓮ライン）‐303系統（ノンステップバス）‐「花蓮観光糖廠」で下車。●自家用車台9線251.5k地点のセブンイレブンで東に曲がると到着。所在地：花蓮県光復郷糖廠街19号。

「知卡宣」とは吉安郷の旧称です。1985年に花蓮県政府が苗圃をこの地に移転し、再計画と改修を経て、自然生態系の重要な拠点となり、休日に遊んだり休憩したりする重要な場所にもなっています。園内は植物の種類が豊富で、「原生植物エリア」では、生態保護の教科書となるような現地のめずらしい原生種を観賞できます。そのほか、水生植物エリア、緑色広場エリアなど8つのエリアがあります。知卡宣親水公園のオープン期間は7月～8月で、その中で目玉となっている水上アトラクションが、2016年に追加された高さ8mの360度ウォータースライダーと東部地域初の造波プールです。親水園区のアトラクションには身長制限がありますので、スタッフの指示に従い、園内の衛生や安全性の維持にご協力ください。植えられているたくさんの花や木を無料で観賞でき、夏には子供たちが暑さを忘れて水遊びするのを楽しみにしています。子供用プール、造波プール、大人も緊張するスリリングなウォータースライダーは夏休みの間ずっと大人気で、親子で一緒に楽しむのに最適です。

花蓮初のジップラインのほか、アスレチックロープや回転椅子の遊具があるインクルーシブ公園です。子供から大人まで遊び場として最初に訪れる公園となっています。

洄瀾湾新天堂楽園は花蓮の南濱路上にあり、建物の外観はタイルを用いた壁画になっています。原住民文化のエッセンスを融合させた作風の、現在世界最大のタイル壁画で、遠くから見ても非常に眼を引く、印象深い作りとなっています。新天堂楽園のオープンによって花蓮に新たな観光エネルギーがプラスされ、旅行客にとっても旅のスケジュールを立てる際の全く新しい選択肢が1つ増えました。屋内には親子で楽しめる二重らせん型の滑り台やフードコート、美食街、ゲームセンターのToｍ’s Worldなどもあり、お子様連れでのお出かけにぴったりです。このほかにもブランドショップや様々な常設特売会、さらには映画館のVieshow CinemasやVR体験など様々な娯楽施設もあるため、ここで1日中とても充実した楽しいひと時を過ごすことができます。

白鮑渓は鯉魚潭の重要な水源の1つで、渓床からは豊田玉や蛇紋石などといった台湾翡翠を見つけることもできます。その「河川争奪」という特殊な地形と豊富で多元的な生態、そして汚染されていないひんやりとした清らかな川の流れが楽しめる白鮑渓親水園区は、まさに子ども連れの家族が水遊びをしたり自然に親しんだりするのに最高のスポットといえるでしょう。また、サイクリングコースは上り坂が続くものの傾斜はそれほどきつくなく、途中には広葉樹林の涼しい木陰があります。重光橋を渡る際には橋の入り口にある大頭目西巴爾瓦旦（シバル・ワタン）の彫像を見ることができ、さらに上っていくと重光地区というタロコ族の集落もあります。原住民文化に興味のある方は、もしお時間があれば是非一度足を延ばしてみてください。

瑞穂郷温泉路には大きな木が林立しており、サイクリングなどでここを走るとそよ風がとても心地よく感じられます。瑞穂天合国際観光酒店の前を通った際にはちょっと足を止めて、このタイワンモクゲンジがずらりと植えられた並木道をゆっくりと鑑賞してみるのはいかがでしょうか。ホテルのお城のような建物がよく映えて、まるで一瞬のうちにヨーロッパの片田舎の農園にワープしたかのような錯覚に陥ることでしょう。タイワンモクゲンジは季節によって葉の色が変わり、春と夏は鮮やかな緑、秋の始めには黄金色の小さな花をたくさん咲かせ、その後葉の色が黄色や赤に変わって、冬になると赤い実を枝いっぱいに実らせるので、季節によってそれぞれ違った美しさが楽しめます。ここへ来たなら、同じ道にある「瑪卡多庭園咖啡」の野菜鍋をぜひいただきましょう。原住民の特色ある香料マーガオやカラスザンショウなども味わうことができます。瑞穂温泉と紅葉温泉区を心ゆくまでゆっくりと見物したあとは、瑞穂牧場の散歩がおすすめです。有名な牛乳ブランドの牛乳はここで誕生しました。入場無料というお得感があるばかりでなく、ミルクヌガーやパンナコッタ、新鮮な牛乳を使った蒸しパンやアイスクリームなどの乳製品も大人気で、広々とした牧場の風景や親子で楽しめる様々なアクティビティも注目のポイントです。自分の手で直接乳牛やダチョウに餌をやりながら、秋の昼下がりをのんびりと過ごしてみませんか？