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現在花蓮中部のレジャー観光発展の拠点になっている花蓮観光製糖工場（花蓮観光糖廠）。構内には、日本統治時代築の和風の平屋宿舎が何列にもわたって整然と残っています。建築当時から現在まで100年以上経つこれらの宿舎は、伝統的な建築様式と上品な設計が美しく、台湾に現存する最大規模の和風木造建築群となっています。

もちろん、製糖工場に来たからには、日常生活でよく見られる白砂糖の製造方法や、グラニュー糖、氷砂糖、赤糖、黒糖などの違いについても、ぜひ知っておきたいものです。

現在の花蓮製糖工場では、サトウキビを使った大規模な砂糖生産はもう行っていません。2002年より観光製糖工場に業態転換してからは、観光・レジャー、教育・文化・体験など各種機能を備えたスポットとして発展を遂げています。今後は「糖業文化創意レジャー園区」を目指して発展する予定で、歴史の記憶をとどめながらも、花蓮の観光推進における重要拠点となることが期待されます。

アクセス

●公共交通機関

1.台鉄の東部幹線列車に乗車し、花蓮光復駅で下車後、徒歩約10分で到着。

園内の宿泊施設と光復駅を結ぶ無料のシャトルバスが運行されています。ご利用の方は事前に電話でご連絡ください（03-8705881）。

2.台湾好行（縦谷花蓮ライン）‐303系統（ノンステップバス）‐「花蓮観光糖廠」で下車。

●自家用車

台9線251.5k地点のセブンイレブンで東に曲がると到着。

所在地：花蓮県光復郷糖廠街19号。