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台11線31.5キロメートル地点に位置する芭崎展望台は、海岸公路沿いでは珍しい見晴らしの良い高台。公路はここでヘアピンカーブを描いており、一方には鬱蒼とした山々、もう一方にはコバルトブルーの海の風景が広がり、圧巻の美しい風景が楽しめます。

芭崎展望台には休憩スペースが整備されています。休憩スペースの展望台から南を望むと、開放的なビューが広がり、磯崎湾、亀吼岬、新社波食崖など、くっきりとした独特な海岸の風景が見渡せます。展望台の下には、全長約100メートルの木造遊歩道があります。遊歩道の終点は木陰に覆われた涼しい芝生で、山林に響く心地よい蝉や鳥の鳴き声に耳を傾けながら、休憩や涼を取るのに最適です。

海岸公路に沿ってさらに約60メートル先まで進むと、「石門班哨角」と呼ばれる小さなレジャーエリアがあります。昔海防部隊の班監視哨があったことが名前の由来で、再整備を経て、景色が美しく駐車が便利なちょっとしたスポットになっています。特に小さな広場に設置されたダブルハートのオブジェは、観光客がよく写真撮影をしている人気の投稿スポットです。