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花蓮県豊濱郷にある石門班哨角レジャーエリア（石門班哨角休憩区）は、もともと海防部隊の班監視哨があったことが名前の由来となっています。監視哨の廃止後に再整備を経て、現在はミニ灯台、ダブルハートのオブジェ、大理石のハート彫刻などが設置されています。この辺りはもともと監視哨が置かれた海防部隊の駐屯地だった場所で、駐屯地がとっくに廃止されていることから、豊濱郷役所は割り当てられた経費で、2012年に台湾ドルで90万元をかけて「豊濱郷石門海岸景観レクリエーション計画工事」を進めました。入口にかわいい灯台のオブジェがあるほか、特に観光客に人気なのが「石門ダブルハート」と呼ばれる、ピンク色の立体ダブルハートの石の彫刻。ダブルハートの前には「LOVE」の文字があり、その背後には見渡す限りに真っ青な太平洋が広がります。入場は無料で、太平洋に永遠の愛を見届けてもらおうと、多くのインスタグラマーやカップルがここから写真投稿をしています。石門洞がある石門レクリエーションエリアから約500メートル、石梯坪までは4キロメートル足らずの距離にあり、360度の海のパノラマを眺めながら、台11線上で休憩を取ることのできる場所の一つになっています。