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砂卡礑ハイキングコース 神秘の谷を探索

砂卡礑ハイキングコース 神秘の谷を探索
  • 住所:Fu Shi Village, Xiulin Township, Hualien County
  • 連絡先電話番号:03-8621100#321、322
  • ハイキング
    大自然を満喫
    秀林鄉

砂卡礑ハイキングコース 神秘の谷を探索

砂卡礑ハイキングコースは太魯閣国家公園で常に人気のあるハイキングコースです。ハイキングコースの一部は複数の台風で深刻な被害を受け閉鎖していましたが、3年の復興工事を経て、2017年7月、全面的に開通しました。休日に訪れれば、砂卡礑ハイキングコースの真の姿を垣間見ることができます。


砂卡礑(Sgadan)は花蓮県秀林郷富世村にあり、この地に集落を築いたタロコ族が臼歯を発掘したことにちなんでいます。原住民はこれを祖先が残した歴史の痕跡であると考え、タロコ族の言葉で「臼歯」を意味する砂卡礑と名付けました。

砂卡礑ハイキングコース 神秘の谷を探索1

連なりそびえ立つ緑の山々 無限に広がる美しい景色

砂卡礑ハイキングコースは日本統治時代に日本人が立霧発電所を建設する目的で砂卡礑渓沿岸の岩壁に約4.5km、幅1mの歩道を切り開いたことに端を発します。かつては「神秘谷歩道」と呼ばれており、2001年に砂卡礑に改名されました。砂卡礑渓谷はかつてタロコ族の生活空間であったため、ハイキングコースの案内板にはタロコ族の言葉も添えられています。風景、生態系、人、文化の美しさが一つになったハイキングコースです。

砂卡礑ハイキングコースは、もともと五間屋の折り返し地点までしか開放されていませんでしたが、修復後は入り口から直接終点の「三間屋」まで行けるようになりました。全長約4.1kmで、往復の所要時間は4時間~6時間です。砂卡礑渓の河床には主に大理石と片麻岩の大小さまざまな岩が積み重なっています。青緑の水、山腹の石を切り開いたハイキングコースで美しい景色を堪能できます。

入り口から約1.5km地点にある「五間屋」は、かつて葉の大きいガジュマルを意味する「斯維奇(Swiji)」と呼ばれていましたが、当時、検問所跡地に原住民の家が5軒あったことから「五間屋」と呼ばれるようになり、地元民が特産品を販売しています。ハイキングコースの終点は、かつてタロコ族の集落があった「三間屋」で、3軒の家があったことにちなんで名付けられました。タロコ族は「クワズイモ」を意味する「柏拉耀(Brayaw)」と呼んでおり、クワズイモでいっぱいだったこの地の光景を想像することができます。



砂卡礑步道 探訪神秘谷2砂卡礑ハイキングコース 神秘の谷を探索2


豊かな種 多様な生態系

砂卡礑ハイキングコースの自然生態系は豊かで、ガジュマル、イラクサ、クスノキ、シダ植物や木々の間を通り抜けるクリハラリス、タイワンザル、こずえにはメジロチメドリ、ミカドアゲハ、ツマムラサキマダラ、コノハチョウなどが見られ、自然生態系の観察に最適なスポットとなっています。

青緑の砂卡礑渓、青空、壮大な自然の岩壁が一つになった砂卡礑ハイキングコースは、大自然における神の技を感じられるほか、タロコ族のかつての生活の痕跡を垣間見ることができます。太魯閣国家公園を訪れたら見逃せないハイキングコースの一つです。


アクセス方法

●公共交通機関

1. 花蓮客運(太魯閣線)- 太魯閣牌坊バス停で下車。

2. 台湾好行(太魯閣線)-1133A番 - 太魯閣バス停で下車。

場所:花蓮県秀林郷富世村太魯閣国家公園内