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鯉魚潭は台湾東部最大の内陸湖です。毎年夏を迎えると、ノバリケンをモチーフにしたラバーダックの「紅面鴨」ファミリーがこっそり姿を現し、大人から子どもまで皆と一緒に楽しく夏休みを過ごしています。 川の頭部侵食が原因で、平和渓と白鮑渓の間と、荖渓と白鮑渓の間で河川争奪現象が発生し、それが荖渓の流れを変え、古銅蘭渓の水量の激減をもたらしました。その上、鯉魚潭の北側を流れる文蘭渓の扇状地でも、崩落によって土砂が堆積したため、鯉魚潭の水の出口がふさがり、荖渓の地下水流が湧き出た結果、堰止湖が形成されました。それが今日の鯉魚潭です。

鯉魚潭は、ボートに乗ったり、自転車で湖を周遊したり、水辺の遊歩道散策を楽しんだりできる人気のスポットです。鯉魚潭西側の湖岸レジャーエリアには、各種水上アクティビティや親水設備が整っており、大人から子どもまでご家族全員でレジャーや風景を楽しむのに最適です。全長約5キロメートルの環潭自転車道が整備されており、自転車で美しい湖と山々の風景が満喫できるほか、標高601メートルの鯉魚山にも森の遊歩道が複数あり、森林浴、バードウォッチング、花見、風景観賞などに人気のハイキングコースとなっています。

アクセス

●公共交通機関

1.台湾好行（縦谷花蓮ライン）‐303系統（ノンステップバス）‐「鯉魚潭潭北遊客中心」で下車。

2.花蓮客運（寿豊行き）‐1139系統（一部ノンステップバス）‐「鯉魚潭」で下車。

●自家用車

所在地：花蓮県寿豊郷池南村環潭北路100号（台9丙線の約16k地点で東へ）

映像提供：交通部観光局花東縦谷国家風景区管理処