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虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング
  • 住所:Xirui North Road, Ruisui Township, Hualien County
  • 連絡先電話番号:03-8872222
  • ハイキング
    大自然を満喫
    瑞穗鄉

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング

虎頭山親子ハイキングコースには四季それぞれに特徴的な景色があり、春夏には白い油桐花(アブラギリ)、秋冬には赤いカエデや寒梅を観賞でき、観光客や地元民に愛されるハイキングコースになっています。

虎頭山親子ハイキングコースは瑞穂郷瑞北地域にあり、光復から台9線を南下し、瑞北小学校前の祥北路を右に曲がり、産業道路に沿って広がっています。そよ風が吹く青空の下、両側の農地、青い山と緑の水、瑞穂郷の田園風景を一望でき、のんびり心地よい気分になります。

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング1

親子ハイキングコース 花東縦谷を一望

かつて「打馬燕山」と呼ばれていた標高1747mの虎頭山は、中央山脈中段の脊嶺丹大山支脈から突き出た稜脈です。虎のように堂々とした巨石が山頂にあると言われていることから、「虎頭山」と名付けられました。そのほか、海岸山脈から虎頭山を見ると、虎が横たわっているように見え、ハイキングコースの入り口北西の山壁が「虎の頭」に似ていることから、名付けられたという説もあります。

親子ハイキングコースは七賢路と祥北路の交差点からスタートし、近くの温泉施設後方の支線に沿って登ります。最初は竹林の狭い道で、少し歩くと植物や景色が次第に変わり、時折飛び舞うチョウの姿が見られます。

ハイキングコース最大の魅力は少し登って曲がった所にあります。花東縦谷を正面に眼下の田畑、碁石のように点在する家々、瑞穂の市街地を一望できます。近くの海岸山脈は雲に覆われ、山々が幾重にも重なり延々と続き、縦谷の控えめな田畑が際立っています。

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング2


生態系に寄り添う自然の美しい景色

ハイキングコースの飛び舞うチョウ、植物や花に思わず足を止めてしまいます。紫のアサガオ、赤い球花、白いギンコウボクなど、鳥や動物、草木の名前がわからなくても、いたる所にサプライズがあります。

夏はドラゴンフルーツが旬の季節で、ハイキングコースのそばには収穫を待つ有機ドラゴンフルーツが見られます。たまたま作業をしていた農家の主人によると、ビンロウの木に巻きついておしべに実をつけたドラゴンフルーツは、発酵乳を混ぜて灌水することで風味がより独特になるとのことです。

夏の午後にハイキングコースを折り返すと、農舎隣の洗い場に大型船から取り外したプロペラが見え、花蓮の特徴である大きな海、豊かな果物や田畑の収穫、潮風が運ぶ山々のささやきを楽しめます。

虎頭山ハイキングコースの往復にはそれほど時間がかからず、一度歩くだけで自分だけの驚きの旅を体験できるでしょう。

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング3

高台から遠くを眺めると、延々と連なる縦谷の景色、秀姑巒渓、舞鶴台地、瑞穂の市街地を一望でき、多くの登山愛好者が好んで挑戦する山道となっています。

虎頭山ハイキングコース 親子で楽しむハイキング4

瑞穂郷西側にある江布南山南東の山麓は台湾海岸山脈の最南端で、マダケ、カエデ、デリス、クスノキなど、豊かな低海抜の樹木が生息しています。大自然のフィトンチッドを浴び、リラックスしながら体、心、精神が洗われる旅に出かけましょう。