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台湾の嘉義県と花蓮県を通過する北回帰線。その通過ポイントに建てられたモニュメントが北回帰線標誌です。台湾本島では、嘉義県の水上郷、花蓮県の瑞穗郷と豊濱郷静浦村の3箇所に設置されています。花蓮県瑞穗郷の舞鶴村にあるこの白い北回帰線標誌は、タコ足のような美しいフォルムが特徴。辺り一面に植物が植えられた小さな公園になっており、瑞穂観光で必訪のスポットとなっています。

花蓮県瑞穗郷の舞鶴村に位置する、タコ足のような美しいフォルムの白い北回帰線標誌。辺り一面に植物が植えられた小さな公園になっており、瑞穂観光で必訪のスポットとなっています。

北回帰線標誌公園内には日時計の形をした白いモニュメントがあり、その四方には、中国伝統天文学における4つの代表的な動物、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武が描かれています。これらは「四象」と呼ばれ、各象には7つの星宿が含まれており、それぞれが四季の天体の変化を表しています。また、公園両側の木造回廊には、天文、気候、節気、地球科学などに関する解説ボードが設置されており、教育的意義の高いレジャースポットになっています。

アクセス

●公共交通機関

台鉄に乗車し、「瑞穂」駅で下車 - 花蓮客運に乗り換え（富里行き）「掃叭頂」で下車。

●自家用車

所在地：花蓮県瑞穂郷舞鶴村（台 9線約275.5k地点の東側）。