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一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心

  • 類別:太魯閣ラインで巡る旅
  • 公開日:2018-06-21


一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心

広くその名を馳せる、太魯閣国家公園の壮麗な景観。台湾好行バスの太魯閣ラインに乗って山を上っていくと、豊かに生い茂る森、鳥や虫の鳴き声、とても厚い大理石の層を切るように勢いよく東に向かって流れる立霧渓、たくさんのツバメが飛び交う燕子口など、かの有名な太魯閣峡谷の大自然が目の前に現れ、今にも向い側の山壁に手が届きそうなくらい狭い峡谷の世界を存分に味わうことができます。美しい景色についつい夢中になってしまいますが、今あなたが立っている中横公路は、半世紀前にこの道を切り開いた人々の血と汗の結晶であることを忘れてはなりません。川の流れは今も変わらず、鑿の跡は今も残り、全く動かないように見える峡谷も、やはり成長し続けています。そしてあなたは正に、太魯閣の歴史の証人なのです。


沿線にある下記停留所には各種バリアフリー設備が設けられており、バリアフリー設備を必要とされる旅行客の皆様により快適な旅をご提供しています。


A. 台湾鉄路花蓮駅

B. 台湾鉄路新城駅

C. 太魯閣ビジターセンター

D. 布洛湾

E. 燕子口

F. 緑水

G. 天祥


ですので、ずっとバリアフリーで安心な太魯閣の旅をぜひお試しください!

7:00花蓮駅を出発發車して七星潭へ

真新しい駅と花蓮の特色である山や海が融合し、書道や絵画などの芸術作品が駅舎に文芸的な情緒を添えています。例えば花蓮駅の駅名は書道アーティストの陽孜氏によって書かれており、駅の中に入るとさらに芸術家林惺嶽氏の作品『天佑花蓮』を見ることができるので、こうした作品を通じて花蓮の溢れる生命力を感じることができます。また、電車を待つ空間がとても広々と設計されているほか、この駅は航路の真下に位置しているため前後2つの駅舎を繋ぐ通路は最高の展望台ともなっており、ここでコーヒーを片手に戦闘機の離着陸を眺めることもできるのです。


8:43七星潭を出発して新城駅へ

ここのビーチはとても美しい弧を描く湾となっています。海の水は真っ青に澄み渡り、浜の石は黒々と輝いています。ここからは青々と茂る美しい山や綿々と続く長い道路、そして清水断崖を遠くに臨むことができ、夜になるとさらに新城や崇徳地区の夜景が見えます。エリア内にはほかにも様々な景観スポットがあり、ゆったりくつろぐことのできる知的な旅を楽しめます。

一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心


9:43新城駅を出発して太魯閣ビジターセンターへ

新城駅の外観の折れ曲がった板のようなデザインは中央山脈の起伏する山岳の景観を、V字型のデザインは立霧渓が流れるまさに神業としか言いようのない切り立つ太魯閣峡谷のイメージを表現しています。同建築は「門」のイメージを理念に据え、同駅を花東縱谷平原や太魯閣国家公園の入り口としてデザインしています。さらにパブリックアート作品2点を設置し、照明デザインではLEDスマートライトコントロールシステムを採用。様々な角度や色彩で微妙な色味や光のコントラストを表現しながら動きのある照明演出が行えるので、タイムスケジュールに合わせてライトパフォーマンスを行い、豊かな視覚の饗宴を提供。駅がまるで美術館のようです。同駅の駅名板は朱振南教授に委託し書道の字体で作られました。

一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心


11:50太魯閣ビジターセンターを出発し布洛湾へ

ここは太魯閣国家公園全園の運営を管理する中枢施設で、太魯閣国家公園に関する予備知識を手に入れる上で、最初に立ち寄っておきたい場所です。ビジターセンター展示館には「生態レジャー館」、「児童環境教育館」、「人と自然館」、「特別展示室(不定期で展示内容を変更)」があります。ご旅行のお客様は中横に入って峡谷の美しい景色を満喫する前に、ぜひここで詳しい旅行情報をゲットしてから先へお進みください。

一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心


12:55布洛湾を出発して燕子口へ

布洛湾は上下2つの台地に分かれており、その高度差は30メートルあります。下台地の標高は約370メートルで、管理ステーションは下台地に設けられており、旅行客に解説やインフォメーションサービスおよびレクリエーション情報の提供、マルチメディアプログラムの放映などを行っています。左手にある太魯閣族工芸展示館では太魯閣族の織物や籐編み技術による素晴らしい作品が展示されており、展示館2階は売店となっています。下台地は環流丘公園まで続いており、渓畔ダムを見下ろしたり峡谷の素晴らしい景色を堪能したりすることができます。

一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心


14:23燕子口を出発して緑水へ

燕子口歩道には現在、人と車の流れを分ける簡易的な設備が設けられていますが、ここはとても道が狭くたびたび交通渋滞が発生しているため、太魯閣管理処によりこの区間に新しく2つのトンネルを開設し、さらに1つの橋を建設することになりました。工事が完了すれば自動車はトンネルを走り、もともとあった道路は人が歩くための遊歩道となります。この遊歩道は錐麓断崖まで続いているので、遊歩道の上から思う存分渓谷の景観を堪能することができるようになります。


15:23緑水を出発して天祥へ

緑水歩道はもともと合歓越嶺道の一部でしたが、この区間の古道は道の状況がとても優れており豊富な自然景観や生態系を有しているため、国家公園管理処が整備を行い遊歩道としました。木々が生い茂る森林や断崖地形、岩生植物や歴史と文化を示す遺跡などがこの遊歩道の特長となっており、緑水歩道では太魯閣国家公園の歴史や文化に触れたり、道沿いの特殊な植物の生態を観察したりすることができます。文化および歴史的な価値を有するこの遊歩道を歩いていると、先人の足跡を辿っているかのような感覚を覚え、遠い昔に思いを馳せずにはいられません。

一緒に太魯閣へ行こう-ずっとバリアフリーで安心


17:00天祥を出発して花蓮駅へ戻る

天祥は中横公路東段にあり、ここで大沙渓と塔次基里渓が合流して立霧渓となります。長年にわたる川の水の浸食作用と堆積により幾層にも重なる河岸段丘が形成されています。太魯閣国家公園の峡谷の中でも特に大きな渓階レクリエーションエリアとなっており、とても広々としていて、飲食店・ホテル・バス停・駐車場・郵便局など何でも揃っています。


バリアフリー車両の予約方法:

定期的にバリアフリー車両にて運行している3つの便をご利用いただくか、事前に花蓮客運にお電話でご連絡いただき、乗降車時に必要な補助器具の使用およびサポートについてご予約ください。

電話:03-8338146