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台湾と英国の融合 カントリースタイルの民宿 住英台民宿

  • 類別:異人さんの店
  • 公開日:2022-08-31

花蓮県の吉安郷にある「住英台民宿」のエントランス前はイギリスと台湾の2つの国旗が風にゆらめき、目を引くシンボルになっています。民宿の女主人のsandy(張綺珊さん)とご主人のPaul mayor(友人達からはニックネームで「ポール市長」で親しまれている)はいつも微笑みを浮かべ、この異国文化あふれる暖かい天地へお客様をお出迎えしています。


張さんは2002年にイギリスのバーミンガム大学のデザイン学院で就学中にポールさんと出会い、ポールさんはアニメーション、張さんはアートを学びました。ユーモア溢れるポールさんと明るい張さんは恋に落ち、2003年に張さんが仕事で台北に戻った時、ポールさんも2か月後に来台。その後彼らは仕事のため上海、高雄に行き、2007年に高雄で結婚、2人の子供に恵まれました。


「国外に出て数年経ち、ふと振り返ってみると、やっぱり自然に囲まれた美しい故郷・花蓮がどこよりも素晴らしい!」と言い、彼らは吉安郷の実家に戻って民宿を開きました。彼らはそれぞれイギリス、台湾出身のため、民宿名を「住英台」とし、これは中国語で「祝英台」と同じ発音のため、より印象的な名前となっています。民宿の朝食は西洋式をメインとして、ローズマリーやミント等のハーブを料理に入れ、ジャズやカントリーミュージックが流れる中で、彼らの異国文化の話を聞かせたり、ポールが子供達にマジックを披露したりしています。


民宿のインテリアは英国と台湾両方の文化を取り入れ、時計や版画等のイギリスの農村風の装飾品を飾り、「牛山呼庭」のビーチに漂流した流木アート、「錐麓古道」から見た壮観な太魯閣の峽谷、「三棧渓」までの沢登りやピクニック、「六十石山」のカンゾウの花等、彼らが付近で撮った写真をリビングに貼り、花蓮を紹介しています。また、民宿から市街地まで車で10分、東大門夜市には5分ほどで着くため、立地にも恵まれています。


ポールさんは花蓮に来てから、宮廟文化にすっかり魅せられています。彼は「花蓮は美しく静かな所ですが、唯一私に『静けさの中の喧騒』を思わせるのは、吉安郷の勝安宮や花蓮市の聖天宮廟等の廟を参観している時で、神にまつわる物語、彫刻建築、お参りの風習等、全てに感動が止まりません」と話します。


店名:住英台民宿

住所:台湾花蓮県吉安郷東海十街125号

電話:0988–163–603