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台湾とベトナムの友好レストラン 心温まる美食グルメ 嗎哪厨房

  • 類別:異人さんの店
  • 公開日:2022-08-31

「嗎哪」という店名は旧約聖書の「出エジプト記」からインスピレーションを得て付けられました。物語の中で、古代イスラエル民がモーゼに率いられてエジプトを離れ、40年に渡り荒野で飢えた時、神が天から降らせた食物が「嗎哪(マナ)」と言います。


「嗎哪厨房」は、ベトナム出身の阮映春さんが経営する台湾式ベトナム料理店です。料理に定評があるため、ベトナム人や地元民にも広く愛され、インターネットで見てはるばる訪れる客も多いそう。阮さんはベトナムでウエディング関係のケータリングサービスで働き、16年前に来台後は苦境が続いたため、善牧基金会からのサポートで困難を乗り切っていました。その後朝ごはん屋の職に就き、善牧のソーシャルワーカーの単薇さんの励ましの下、丙級調理師免許を取得し、2人で借入れをして「嗎哪厨房」の共同経営を始めました。そして単薇さんのカウンセリングが終了後、阮映春さんは独立して経営を行うようになり、現在は同郷の阮氏嬌さんを雇い、お店を切り盛りしています。


お店のベトナム料理はベトナムと台湾の味を融合させたもので、豊富な具材のトマトと卵のスープ、肉、エビ、米線を包み、特製たれをかけたベトナム生春巻き、安くて大盛りの卵チャーハン、他にも焼肉定食、ベトナム式麺等があり、ランチや夕食タイムには沢山の常連客が訪れます。阮さんの旦那様はベトナム観光ホテルのコックをしており、将来花蓮に来た際には、嗎哪厨房にて朝ご飯を担当するそう。


阮さんは花蓮の自然の美しさや清潔さ、ゆったりとした所に惹かれており、「これこそが私の求めている生活です」と言います。また、彼女は「生活培育発展協会」と組んで、花蓮のコミュニティでベトナム春巻き等の料理を教えたりと社会活動にも熱心に取り組み、活動の写真が店内にも貼られています。


嗎哪厨房は花蓮市の白燈塔公園の近くにあり、距石彫博物館、花蓮港景観橋、花蓮ゴルフ場からも遠くないため、美味しい物を食べながら、美しい景色を鑑賞するのに最適なスポットです。


店名:嗎哪厨房

住所:台湾花蓮県花蓮市化道路5-8号

電話:(03)822–6601