
旅行プラン
DAY1
9:00花蓮駅→9:40清水断崖(滞在時間約30分)→10:30太魯閣ビジターセンター(滞在時間約40分間)→11:20燕子口(滞在時間約1時間)→12:50布洛湾台地-昼食(滞在時間約1.5時間)→15:30天祥(滞在時間約1時間)→17:00長春祠(滞在時間約30分間)→18:30東大門夜市
DAY2
8:30花蓮港景観橋(滞在時間約30分間)→9:20吉安慶修院(滞在時間約1時間)→10:40鯉魚潭(滞在時間約1時間)→昼食(滞在時間約1.5時間)→14:00林田山林業文化園区(滞在時間約1.5時間)→16:00吉利潭(滞在時間約1時間)→帰途へ
スポット紹介
【清水断崖】蘇花公路176.4k地点の崇徳トンネル入口横の展望台は、清水断崖の眺望を楽しむのに最適なロケーションです。奇岩の絶壁と崖に打ち付ける輝く波しぶきを眺め、大自然の美しさと厳しさに向き合っていると、心の中が驚きと賛嘆で満ち溢れ、思わず謙虚な気持ちと畏敬の念を覚えます。
【太魯閣ビジターセンター】太魯閣ビジターセンターは、太魯閣国家公園に関する予備知識を手に入れる上で、最初に立ち寄っておきたい場所です。ビジターセンター内の「人と自然館」では、立霧渓流域全体を空間づくりの中心に据えており、太魯閣族の人々の移住のエピソードと、人と自然が織りなしてきた歴史の歩みを紹介しています。
【燕子口】燕子口歩道を歩くと、その沿線で太魯閣渓谷や洞窟、湧き水や風変わりな形をしたインディアン酋長岩などを見ることができますが、これは立霧渓流が燕子口一帯を通過する際、渓床が特別狭くて深い、いわゆる「一線天」となっていることに原因があります。渓流が通過する際に押し狭められて流れが加速し浸食作用が強くなるため、渓流の水が節理の多い大理石の層に沿って流れる際に、優美で壮麗な奇景がつくり出されるのです。
【布洛湾台地】布洛湾台地の自然環境は熱帯雨緑林で環流丘陵、河岸段丘地形となっています。太魯閣国家公園管理処は特別にこの地にとても広い範囲で原生種のタカサゴユリを植えて栽培しており、毎年4月の野ユリが咲き誇る季節には、その風にたなびく上品で美しい姿と清らかな香りが多くの人を魅了します。
【天祥】天祥は中横公路の東側区間、太魯閣峡谷からおよそ19キロメートルの場所にあり、ここで大沙渓と塔次基里渓が合流して立霧渓となります。長年にわたる川の水の浸食作用と堆積によって、幾層にも重なる広大な河岸段丘が形成されています。
【長春祠】長春祠は、中横公路の建設工事で犠牲になった作業員を記念するために建てられたもので、内部の記念碑には殉職した225名の建設作業員の名前が刻まれています。長春祠は中横公路を切り開くために犠牲になった人々を記念して建てられました。祠にある記念碑には225名の殉職者の名前が刻まれています。遊歩道は長春祠の真裏まで続いた後、垂直の岩壁をジグザク状に掘削して造られた、「天梯」と呼ばれる傾斜の急な階段が続きます。歩きにくくはないものの、勾配がややきついため、少しばかり大変かもしれません。天梯を上っていくと、まず観音洞に到着し、さらに太魯閣楼と鐘楼までつながっています。太魯閣楼と鐘楼はどちらも見晴らしが良く、美しい風景が楽しめます。
【東大門夜市】花蓮市の第6期区画整理区域に位置する東大門夜市は、福町夜市、各省一條街、原住民一條街の4つのエリアに分かれており、陽光電城を囲む横2本、縦1本の夜市通りで構成されています。ここに店を連ねる料理屋のほとんどが花蓮地区で非常に高い人気を誇る老舗店で、多くの美食家や各店のリピーターたちが開店するやいなや続々と押し寄せ、もともと賑わいのある東大門夜市にさらなる活気をもたらしています。
【花蓮港景観橋】花蓮の海岸沿いのサイクリングコースを進んで花蓮港付近を通過する際、外壁に色とりどりのモザイクタイルが施された1軒のギャラリーがあることに気づくでしょう。ここは港エリアの倉庫にカラフルな生き生きとした雰囲気を漂わせています。このカラフルな芸術の園は、実は花蓮で最も歴史の長い美術館の一つでもあります。
【吉安慶修院】元の名を真言宗吉野布教所といい、台湾で最も完全な形が現在まで保存されている日本風寺院で、木造建築の修復および文化や精神の再建を経て、味わい深い江戸の風情を今に伝えています。院内には不動明王や88体の医師の仏像、そして百度石などといった貴重な文物が保管されているほか、展示即売エリアも併設されており、食事や浴衣体験といったサービスも提供しています。ここを訪れると、日本の情緒と禅の精神をしみじみと味わうことができるでしょう。
【鯉魚潭】鯉魚潭は、ボートに乗ったり、自転車で湖を周遊したり、水辺の遊歩道散策を楽しんだりできる人気のスポットです。鯉魚潭西側の湖岸レジャーエリアには、各種水上アクティビティや親水設備が整っており、大人から子どもまでご家族全員でレジャーや風景を楽しむのに最適です。全長約5キロメートルの環潭自転車道が整備されており、自転車で美しい湖と山々の風景を満喫することができます。
【林田山林業文化園区】林田山はかつて台湾で4番目に大きい営林場で、「小九份」とも呼ばれていました。伐採基地が最も完全な形で残されていることで広く知られています。ヒノキの香りに満ちたカフェで午後のお茶を楽しみ、中山堂で当時の人々が映画鑑賞をしていた楽しいひと時に思いを馳せ、手の込んだ美しい木彫りの芸術品を鑑賞したり、林田山林業文物展示館をゆっくり散策したりしながら、林田山のかつての華やかな時代を感じてみましょう。
【吉利潭】吉利潭は馬太鞍渓の上流に位置する自然の湖で、昔はファタアン原住民族集落のアミ族の人々が雨ごいをする聖地でしたが、日本統治時代になると、花蓮は非常に豊かな森林樹木資源を有しているため林業が発達し、吉利潭はしだいに貴重な木材を貯蔵する貯木池として利用されるようになりました。吉利潭は湖の周りを緑豊かな山が取り囲む非常に美しい景色を有し、あたかも仙境にいるかのような心地にさせてくれます。