DAY 1
水璉原住民族集落→牛山呼庭→蕃薯寮→芭崎展望台→親不知子海上古道
芭崎展望台
芭崎展望台から南を望むと、開放的なビューが広がり、磯崎湾、亀吼岬、新社波食崖など、くっきりとした独特な海岸の風景が見渡せます。展望台の下には、全長約100メートルの木造遊歩道があります。遊歩道の終点は木陰に覆われた涼しい芝生で、山林に響く心地よい蝉や鳥の鳴き声に耳を傾けながら、休憩や涼を取るのに最適です。
親不知子海上古道
磯崎付近にある豊濱海上古道は、海岸の崖に造られた遊歩道です。2つの区間に分かれており、最初の区間は本来の古道を拡幅したもので、セメントで舗装されています。崖から垂直に張り出したもう一方の区間は、鉄筋と強化ガラスで造られています。遊歩道は全長約150メートルで、海面からの高さは約40メートル。全体のうちの20メートルが、強化ガラスを使った遊歩道になっています。
DAY 2
和南寺→石門班哨角→月洞→石梯坪→長虹橋→北回帰線記念碑
和南寺
和南寺は花蓮県寿豊郷塩寮村の台11線海岸公路わきに位置し、寺院の最高地点には高さ16.5メートルに上る造福観音があります。素朴で飾り気のない建築様式、無地の質素な内装、時折聞こえてくるお経を唱える声が、静かで穏やかな境地へといざなってくれます。
石梯坪
花蓮県豊濱郷の石梯湾の南端に位置する石梯坪は、全体が広大な海岸段丘になっています。海食地形が発達しており、海食台、隆起したサンゴ礁、海食溝、海食崖などが至るところで観察できます。中でも、甌穴の景観は台湾随一といわれています。
長虹橋
秀姑巒渓の河口に位置し、南北両端の港口村と静浦村を結ぶ「長虹橋」は、新旧2つの橋があります。1969年築の古い長虹橋は、交通量が年々増加し、使用に耐えなくなったことから、2006年に「新長虹橋」が建設されました。
旧長虹橋は現在車両通行止めで、歩行者専用の道路として整備されています。南北両側には休憩用の東屋もあり、散歩をしながら、立派な美しい新長虹橋の眺めを楽しむことができます。
