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天生の機織り技術-クバラン族(Kebalan)

  • 公開日:2017-11-30

クバラン族は元々、蘭陽平原に居住していましたが、漢人との土地を巡る争いで南の奇萊平原へ移動しました。その後、1878年の加禮宛事件により、一部がアミ族に付属しました。


文化的特色

クバラン族は母系社会で、巫師は皆女性。首領は推挙により決まります。デイゴの花が咲く頃を新年の始まりとしています。特有の文化として「香蕉織布(バナナ織物)」があり、バナナの植物繊維を特殊な方法で編むこの技術は非常に貴重なものです。


祭事

クバラン族の祭典で最も特色のある除瘟祭(kisaiiz)は、伝統的な病気治療及び女性の入巫儀式で、海祭は海の恵みと天の加護に感謝するものです。特殊な祭典はこのほかに、新年祭祖(palilin)や入倉祭などがあります。