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山の音楽家-ブヌン族(Bunun)

  • 公開日:2017-11-30

ブヌン族は南投から花蓮卓渓郷、萬栄郷へ移住したと伝えられていて、一部は東の台頭海端郷まで行きました。山間部に住む、典型的な高山族です。

文化的特色

ブヌン族は父系氏族制度で、家族が氏族組織の基本単位です。氏族は共同の猟場を持ち、共に狩猟肉を食し、喪に服したり、法律責任を負うことも共同で行います。


祭事

ブヌン族は毎年11、12月に小米播種祭を行い、「祈祷小米豊収歌」(粟の豊作を祈る歌)を一緒に合唱して神様にお祈りをします。この独特の合唱方法が、世界的に有名な「八部合音」です。

ブヌン族のもう一つの大きな祭典が打耳祭です。天の神に狩猟能力と一年の豊作を祈るため、鹿の耳を祭場の木の枝にぶら下げ、部族の男子全員が射撃に参加します。これはまた、幼い男の子に射撃技術を教えるための場でもあります。