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美しい山と水と石がある 奇雅石鑑賞

  • 公開日:2022-07-11

1.普及推進センター開館時間:毎週土曜・日曜の14~21時


2.開館時間外の参観の予約申込電話番号:09-27019388(鄭総幹事)


3.駐車情報:普及推進センターの左右両側に大型駐車場があり、観光バスの駐車スペースや公衆トイレも設置されています


石を趣味として楽しむならば、まず石を鑑賞する「水石」という文化について理解しておく必要がありますが、その前に文化という言葉の概念を簡単にご説明しましょう。文化とはある地域の人々の生活の要素の形態の総称です。私たちは食事する時に箸を使い、食事中はあまりおしゃべりをしませんが、これは文化です。知識と文化を一緒くたにして語る人がたくさんいますが、これは間違いです。例えば、ある外国人は中国人が箸を使って食事をすることを知っています。そしてこの外国人が得たこういった情報は知識であると説明することができます。もしもこの外国人が箸を使ってものを食べることができ、中華料理を食べる時に箸を使って食事をしたなら、この人は中国の飲食文化の一部に適応しそれを会得したということができます。


知ることは知識であり、それを受け入れて実践して初めて文化であるということができます。水石文化は人々が石を鑑賞するという活動の中で徐々に形成された一連の形式と内容で、石を拾う、石を見て楽しむ、名前を付ける、台座に据える、石の手入れをする、詩を詠む、展示会を開くなどといった行為は全て水石という文化の一部分です。


現在は石を趣味にする人や石が好きな人がだんだん増えてきており、私たちは水石を語らずして真に石を楽しむことはできないということを知っていますが、水石と聞くと何をどうしたらよいのかわからないと感じる人が、石好きの仲間の中にも大勢います。水石という言葉がとても崇高なものに思えるからです。しかしそうした石愛好家のほとんどは、単に水石という文化の概念とその範疇がわかっていないだけであって、実は彼らが石を楽しみ鑑賞しているその過程こそが正に水石の一部なのです。彼らは既に水石という文化の普及推進と発揚に参加しているのですが、自分自身がそのことをはっきりと認識していないのです。


なぜ奇石好きな人たちが増えてきているのでしょうか。奇石は再生不可能な自然資源であり、希少性と特殊性と美しさ、そして芸術性の全てを兼ね備えており、芸術品に属する上に非常に高い経済的価値も有しているため、価値を保つばかりでなく価値が増すという性質を有しています。奇石は鑑賞して楽しむことができるばかりでなく、さらに心身修養に用いたり、寂しさを紛らわしたり、さらにはインテリアとして用いたり、環境を美しく飾ったり、投資して価値を上げたりすることもでき、こうしたことが、奇石を好む人々がますます増えている理由となっています。奇石を鑑賞して楽しむならば、奇石の文化を理解する必要があります。奇石文化を理解して初めてどのように奇石を楽しんだらいいのか方向性を掴むことができ、ひいては水石という文化を継承し、発展させ、発揚していくことができるのです。


花蓮は古くから石の故郷とよばれています。花蓮は2度の造山運動と地殻変動によって形成された非常に独特で険しい山や広々とした海の景観を有し、その中に大自然が賜った無限の宝が秘められているのです。山が蔵し、海が養い、谷が蓄え、渓流が隠し、千変万化に富んだ様々な自然の恵み、それらによって自然と形成された奇石や貴重な宝。人々はこうした石を鑑賞し愛でるようになったのです。


石芸術は花蓮で最も特色のある地元文化です。輝石や奇雅石、台湾翡翠や透光石画を見なければ、本当に花蓮に来たとは言えません。石芸術産業は本県の独特な文化を受け継ぎ発揚するばかりでなく、本県観光産業の生産性向上にも一定の効果をもたらしており、本会は2022年1月に花蓮港3号ふ頭親水園区第2号倉で、会員たちの素晴らしい作品の展示会を開催することとなりました。いくつかのエリアに分けて展示を行い、テーマに合わせた石芸術作品を展示するとともに、視覚芸術の概念を取り入れて多元的な演出を行う予定です。石の種類は現地で産出されたものをメインに、雅石・芸石・玉石・彫刻・装飾品および石画や透光石画などといった数々の素晴らしい作品を展示し、芸術の奥深さと実用的な生活美学を全力で表現して、生活の質・文化の素養・心の内面の向上に貢献できればと願っています。同展示会の展示スペースでは順路を定め、作品を各テーマに分けて、美しいレイアウトを施し、さらにインテリアも配置するなどして、生活美学の要素を強調した展示となる予定です。従来型の展示テーブルや展示台に陳列棚などを用い、照明を組み合わせて、これまでにない全く新しい感動を皆様に与え、快適な鑑賞環境を提供して、石芸術により親しんでいただけることを願っています。


本会による現地美石普及推進センター設立の主旨:


花蓮は古くから石の故郷とよばれています。花蓮は2度の造山運動と地殻変動によって形成された非常に独特で険しい山や広々とした海の景観を有し、その中に大自然が賜った無限の宝が秘められているのです。山が蔵し、海が養い、谷が蓄え、渓流が隠し、千変万化に富んだ様々な自然の恵み、それらによって自然と形成された奇石や貴重な宝。人々はこうした石を鑑賞し愛でるようになったのです。石芸術は花蓮で最も特色のある地元文化です。奇石は再生不可能な自然資源であり、希少性と特殊性と美しさそして芸術性の全てを兼ね備えており、芸術品に属する上に非常に高い経済的価値も有しているため、価値を保つばかりでなく価値が増すという性質を有しています。奇石は鑑賞して楽しむことができるばかりでなく、さらに心身修養に用いたり、寂しさを紛らわしたり、さらにはインテリアとして用いたり、環境を美しく飾ったり、投資して価値を上げたりすることもでき、こうしたことが、奇石を好む人々がますます増えている理由となっています。


より多くの人々に台湾本土の石芸術の素晴らしさを知っていただくため、本会は芸術品を実際に見ることのできる機会を提供し、花蓮の水石文化交流と芸術観光資源の発展を促していきたいと考えています。


そこで本会は3号ふ頭のスペースに、地元花蓮の素晴らしい石の普及推進を目的とした、いつでも参観することのできる展示会場を設置しました。休日は無料で参観することができ、誰でもとてもリーズナブルに水石の世界に足を踏み入れることができます。また、石愛好家の方々には自分の美石コレクションの情報交換をする場も提供しています。会場にはガイドスタッフも配置しており、花蓮の鉱石や水石文化およびその商業的価値を紹介しています。石芸術産業は本県の独特な文化を受け継ぎ発揚するばかりでなく、本県観光産業の生産性向上にも一定の効果をもたらしているのです。花蓮といえば美しい山や水というのが一般的なイメージですが、さらに地元の美しい石をプラスして、花蓮を代表する文化・芸術の1つとし、水石文化を通じた花蓮のPRを行っていきたいと願っています。