万栄郷は、台湾花蓮県にある3つの山地原住民村の1つ(他2つは秀林郷と卓渓郷)です。万栄郷は中央山脈の上に位置し、とても起伏に富んだ地形で、標高は平均で約600メートルです。万里渓・馬太鞍渓・光復渓などといった川が郷境内を流れており、気候は海抜高度によってそれぞれ異なります。郷内の住民の多くは台湾原住民族ルカイ族で、ブヌン族丹社群やタイヤル族もおり、農業を主な産業としています。明利上集落には完全に自然によって形成された大きな池があり、村人たちの努力によって現在の美しい碧赫潭が整備されました。近くにはパラグライダーの離陸地点もあるので、様々な方法で素晴らしい風景を楽しむことができます。