
瑞穂郷は台湾花蓮県中部のやや南よりに位置し、郷境を北回帰線が通過しています。瑞穂郷はかつて、秀姑巒渓の尾という意味で「水尾」と呼ばれていました。後に日本人が「水尾」を日本語で「Mizuo」と読むようになり、その音に近い「瑞穂(Mizuho)」に改名され、秀姑巒渓の激流を下るラフティングによってその名が台湾全土に知られるようになりました。同郷の主力農産物は天鶴茶と文旦で、地元はもちろん県外にも広く名を馳せています。紅葉温泉も瑞穂温泉も万栄郷の管轄区域にありますが、瑞穂郷にほど近い場所に位置しており、瑞穂郷の人々に人気の温泉地となっています。