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【花蓮趣NO.42】カバーストーリー》心地よい温度 癒しの温泉

  • 公開日:2022-11-30

気候が涼しくなると、「また温泉の季節が」と嬉しくなります。100年以上の歴史がある花蓮南部の瑞穂温泉と玉里安通温泉は、季節を問わず温泉客に大人気。特に秋冬には、上質な温泉を目当てに大勢の行楽客が押し寄せます。ぜひ温泉標章取得の13の宿に1泊し、地元の風情とくつろぎをご堪能ください。

 

文/林雅卿
写真/編集室



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光のライトアップ2022花蓮太平洋温泉フェスティバル

広く知られる花蓮の温泉。県政府が開催した昨年の「花蓮太平洋フェスティバル」では、「英雄・美人の湯」と呼ばれる瑞穂・安通温泉に1か月で延べ13万人が訪れ、その魅力を見せつけました。今年はSDGsの旅企画、温泉専用車、夜のライトアップを実施し、温泉と温泉郷の風情が気軽に体験できます。

 

2022年の開催は秋開始を予定。瑞穂の瑞祥公園付近と安通露天野渓温泉の2箇所には、きらびやかな光の回廊とオブジェが設置され、夕食後は散歩がてらにロマンチックな雰囲気を堪能できます。さらに宿に戻って温泉に浸かれば、まさに至福の時間。昼間は地元体験ツアーも開催され、ぽかぽかの充実した秋休暇が過ごせます。

 


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SDGsの旅で抽選温泉標章取得の宿

この秋の花蓮温泉旅行はメリット満載。4月に始まった話題の「花蓮SDGsの旅」推奨企画では、合法宿泊施設に滞在し、指定場所やイベントをどれか一つ訪ねると、テスラ自動車などが当たります。また、「2022花蓮太平洋温泉フェスティバル」に出かけるついでに、フォトジェニックな温泉写真をFacebook、Instagram、イベント公式サイトにアップすると、豪華賞品の抽選に参加できます。

 


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台湾唯一の黄金の湯瑞穂温泉

花蓮の文学者、故駱香林氏が花蓮八景の一つ「紅葉尋蹊」(紅葉の道)について詠んだ「山楓紅似酔、斜照乱平蕪、策杖村前路、秋容展画図」という句は、瑞穂温泉の盛況を表現。日本人が1919年に、虎頭山麓の瑞穂温泉に大衆浴場併設の「滴翠閣」という警察保養所を建設したことで、人気を博すようになりました。

 

瑞穂温泉は台湾唯一の炭酸塩泉で、豊富な鉄分が空気に触れて酸化すると、表面に黄色い濁った湯の花ができるため、やや塩気のある薄黄色のお湯になります。入浴後は肌がツルツルになり、新陳代謝向上、血糖値の低下、アトピー、関節炎の改善に効くと言われるほか、ミネラルも豊富なことから、「生男の湯」(男児の子宝の湯)や「英雄の湯」とも呼ばれます。温泉に入った後は、通りに出かけ、涂媽媽肉粽や緑茶肉圓など、観光客に人気のご当地B級グルメを味わってみてください。

  

INFO|瑞穂温泉エリア
所在地:花蓮県瑞穂郷温泉路二段

 

 

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海岸山脈に潜む秘湯安通温泉

駱香林氏が「安通濯暖」として、「捕蝨容談笑、温香入抱多、但令塵垢浄、晞髪向陽阿」と詠んだ花蓮八景の一つが安通温泉です。日本統治時代に樟脳採取の日本人が玉里の安通渓畔で露頭を発見し、温泉地へと発展。海岸山脈の麓に位置し、世間から取り残されたような100年前の和風建築がたたずみます。玉里は少し遠いですが、台湾で最も行きやすい野湯の「安通露天野渓温泉」があり、無料で温泉が楽しめます。設備の整った宿の温泉で心と体を潤すのもおすすめです。

 

安通温泉は塩化物硫酸塩泉で、お湯はほぼ透明。やや硫黄臭があり、「安通」の名も硫黄臭を表すアミ族の言葉に由来すると言われます。15種類以上のミネラルを含み、肌がなめらかになることから「美人の湯」と評判です。付近は観光スポットも多数あり、ハイキングなら安通越嶺古道、自転車なら玉富自転車道と、充実した旅ができます。

 

INFO|安通温泉エリア
所在地:花蓮県玉里鎮楽合里